放課後は鬼退治!シリーズ
『放課後は鬼退治』シリーズは、2006年から2008年にかけて制作され、コミックマーケットにて頒布されたWindows用サウンドノベルです。
陰陽道と学園物を組み合わせ、それでいてバトル物ではない、気軽に楽しんでいただけるライトサウンドノベルとして制作されました。
音楽を活かしたシナリオは各話数時間で読み終えられるライトなものです。
オリジナルのボーカル曲が多数収録されているのが特徴です。
制作時はvol.1~vol.4の四部作でしたが、vol.4にすべてを収めて現在は『放課後は鬼退治! 全部入り』として頒布しています。
また、2007年にはBGM集を限定販売しました。
黒汁CD vol.4
『放課後は鬼退治! 全部入り』
その街には、巨大な図書館があった――
国立葛之葉(くずのは)図書館。
陰陽道の研究機関としては現在日本で唯一の国家機関であり、その成り立ちは遥か平安時代までさかのぼることができる。
この街――葛葉(くずは)市は図書館とともに栄え、陰陽道とともに歩んできた街なのである。
国立葛之葉学園。
図書館に併設されたこの高校に通う生徒たちは、将来国のエージェントとして活躍することを期待される陰陽師の卵である。
主人公、天道凪冴(てんどう・なぎさ)は、そんなことをまったく知らないまま、祖母の遺言に従い葛之葉学園に転入してきた。
地域実習という名の鬼退治に巻き込まれ、なし崩し的に自らもその一員として活動することになる凪冴。
慌しくも刺激的な毎日を送るうち、彼はやがて祖母の遺言に隠された本当の意味を知ることになる。
- session 0 "Cicadas Overture"
- session 1 "Kitchen STOMP"
- session 2 "Hip Hop Holiday"
- session 3 "Zig Zag GIG"
- session 4 "Silent Voice"
脚本担当より
ローズ倶楽部の初シリーズです。
色々と試行錯誤しながら作った思い出の作品です。
ここで作った葛葉市の設定は次のシリーズにも活かされています。
音楽担当より
『放課後は鬼退治』シリーズはいろいろと実験しつつも様々な曲に挑戦しました。
世界観や話のテーマごとにエレクトリックなものからバンド系のものなど聞き応えある曲を作っております。
BGMとメインテーマ、話とともに是非お楽しみください。
幻のCDジャケット
vol.1~vol.3と、音楽集のジャケットです。現在は頒布していません。